心豊かでたくましく生きる子どもの育成には、教職員の意識改革と資質能力の向上が極めて重要
となる。教育の専門家としての確かな力量や温かい人間性、強い情熱や使命感に基づく教育実践が
求められている。

 そこで、校長は、時代の要請や教育の動向を見据え、子どもの実態や、家庭・地域社会の思いや
願いを学校の教育に生かし、その達成に向けて、教師の力量を強化し、子どもたちの「人間力」の
育成にリーダーシップを発揮しなくてはならない。

 校長は、専門的な知識や技能の研修だけでなく、教職員の意識改革及び豊かな人間性や社会性を
身につけるなどの総合的な人間力の向上を目指す研修の充実を図らなければならない。また、一人
一人を生かす教職員の評価の工夫等により、教職員の意欲を喚起し、活力ある学校づくりに取り組
む必要がある。


<研究の視点>

 ○ 教育の専門家としての確かな力量を高める研修の推進
 ○ 教職員の使命感の高揚と意識改革の推進
 ○ 教職員の総合的な人間力の向上を目指す研修の推進
 ○ 一人一人を生かす教職員の評価の在り方
第2研究題 時代の要請に応え、教職員の意識改革と資質能力の向上を目指す学校経営